上信越自動車道の佐久平PAに駐車してすぐにスキーができるスキー場として計画されました。このスキー場施設のネーミングからCIデザイン設計のすべてを担当する機会に恵まれました。南北にそれぞれ開設されながら南と北ではイメージの異なるそれぞれに独立したスキー場の設計中からの参加となりました。設計チームが進めていたプランは北を北欧風ロッジ(北イタリアイメージ)に、南を南国風のトロピカルのものにするユニークなものでした。広告展開のキーワードは、「ふたつの楽園」。スキー場のネーミングは「PARADA」〈パラダ〉としました。PARADAはParadiso Data(伊)=楽園の贈り物の意の造語です。佐久平PA隣接ゲレンデですので正式なネーミングは高速ハイウエイゲレンデ「佐久スキーガーデン・パラダ」です。ロゴデザインには3つのAを△にすることで、左が八ヶ岳、中心にスキー場のある平尾山、右に浅間山として配しました。このプロジェクトは第三セクターの運営ですので、市議会の決裁が必要でしたが、地元の方々が愛するこの3つの山を配したロゴデザインは満場一致で決裁されました。 |