:WEBデザイン: |
01.医療法人社団のWEB デザイン |
【企画の背景】 |
弊社のWEBサイトのお問い合わせフォームを通じて地域連携部のご担当者様から、ご連絡をいただいてから、2年半が経過いたしました。その間に様々なグラフィック・ツール制作のために多くの情報交換を医療スタッフの方々とさせていただきました。また当該ご依頼主の主務であります「人工透析クリニック、腎臓病、糖尿病、高血圧症の健診と治療」について、とても多くのことを学ばせていただきました。
そしてこの度、本WEBサイトの全面改訂の制作が進行し第一期工事が完成となりました。全体のページ数は実に100ページ(A4換算)を越えるボリュームとなりました。内容は医療体制の紹介ページ、地域連携に伴う患者さんへのサポート体制のページ、患者さんに対する日常へのお願いのページ、患者さんやご家族でぜひおこなっていただきたい医療生活のページ、患者さんご自身の体について学んでいただくページ、透析治療をより良く行う上での食事療法のページなどなど、腎臓病に関わるコンテンツを可能な限りご理解を得られるように制作させていただきました。 また腎臓病の予防から治療、透析生活に至る医療の心・技術とそのネットワークについてのご紹介の際には、医療スタッフの方々と密に接する機会に恵まれましたことは大きな歓びです。そしてこれからも、患者さんのQOL(生活の質)の向上のために、もっとやるべきこと、改善すべきことがあるに違いないと云う思いで、医療スタッフの方々と共に、日々画策を続けられる機会を得られましたことに深く感謝申し上げる次第です。(WEBサイトはこちら) |
|
【WEBデザインの実例】 |
|
|
「効果的なWEBデザインとは、WEB単独で設計するのではなく、
他のツールとの効率のよい連携をイメージして設計されること。」 |
【ハル・カンパニーは、「問題解決つながりマップ」の制作から始めます】 |
会社案内や製品カタログの印刷物をご覧になられたお客様が同じ企業のWEBサイトを訪問された時に、そのデザインイメージの大きな違いに違和感を抱かれることがあります。サイト開設をされた当時にはとても斬新な内容とデザインであったはずなのに、その後に制作された会社案内や製品カタログのデザインと比べて、どうもギャップがあると感じてしまう、と云うものです。もちろん、この逆のケースもありえます。この異なるギャップの原因は、印刷メディアとWEBサイト設計の発注が同一のご担当者によって行われなかったケースにもありますが、それよりもこのふたつのツールが同一のデザインチームによって制作されなかった場合に顕著にあらわれます。それ故にデザインイメージの統一で最も大切なことは、「組織体としてのアイデンティティー」が継承性を持っているか否かにも掛かっています。アイデンティティー(Identity)は、同一であること、同一性、同一人と訳されていることが多いですが、その○○の固有な物、特有なもの、そのものらしさと置き換えることができます。よく Corporate Identity( 略称:CI)が叫ばれていますが、ロゴタイプやシンボルマーク周辺のデザイン性の統一だけではなく、企業メッセージの伴うツール全体にこのアイデンティティーの配慮がなされるべきだと考えます。
ハル・カンパニーは企業や機関様の抱えておられる要望や問題点を、つぶさにお聞きしながら、問題解決型の制作物(ツール)のご提案をさせていただいております。始めに会社案内ありき、カタログありき、WEBデザインありきというメディア発想ではなく、大切なのは「効果と着地目的」を満たすためにはどのような表現が必要であり、そのためにベストなメディア(媒体)は何か、という川下からの発想によるツール選択をお薦めしています。大きな組織体様の場合には、社内、社外、院内、院外などの「問題解決つながりマップ」の作成から入らせていただく場合があります。まず問題点の全体像の把握をクライアント様の前で、マップによって見える化することでご検討いただきます。次に改善点のプライオリティ付けを進め、さらにツール一つひとつの選択へと進みます。「経営者様の志し」をじっくりと理解し確認させていただくことによって、例えば一枚のお名刺から会社案内へさらに新聞広告からWEBサイトデザインへと、一貫したアイデンティティー・デザインに置き換えながら、社会に向けてインパクトあるメッセージをご提供していく。このような流れがハル・カンパニーの制作活動の基本形となっております。ハル・カンパニーは、クライアント様との長いおつきあいが特長です。「経営をバックアップするデザイン」が弊社のモットーでもあります。じっくりとしたお付き合いがいただけるクライアント様のお声掛けをお待ち申し上げます。
|
|