:WEBデザイン: |
02.歯科医院のWEB デザイン <歯の学校> |
【企画の背景】 |
弊社のWEBサイトのお問い合わせフォームを通じて横田歯科医院のご担当者から、ご連絡をいただいてから、3年が経過いたしました。その間に保険診療と自由診療の内、自由診療に比較的ウエイトを置いた患者さん向け治療促進用PR印刷物の制作のご依頼を受けました。多くの患者さんがご自分に合った歯科医院を探しておられること、いい歯科医院だなと思われても、患者さんご自身が治療に専念し継続することが出来ずに、途中で治療を断念されてしまうケースが多いことなどが本件のご発注の背景にありました。そのために歯科治療を始めの一歩から学んでいただくために「歯の学校」を歯科医院の予防コースの名称としてご提案いたしました。
このプログラムでは、病気の原因を理解していただくことでプラークコントロールを実践し、口の中の病気の予防をはかっていただくというものです。患者さんによって、あるいは病気の進行度によって通院回数が大きく異なることと、ブラッシングの上達度によっても通院回数が増減することも伝えていきます。キーワードは、「あなたの歯は、愛情を求めています」「患者さんと歯科医・衛生士の双方の愛情が重なると歯は元気になります」と言うもので、シンボルマークも開発させていただきました。
これらの一連のパンフレットが完成した後に、あらたにWEBデザインのご発注をいただきました。WEBデザインは主に患者さんの体験談を骨格にして構成、患者さんの生活習慣によって歯科治療を難しくさせることもスムーズに行うこともできることを、80例以上の体験談をもとに紹介しております。最後にパンフレットのエピローグを飾るキーワードをご紹介いたします。・・・「歯の知識」とは、歯の気持ちがわかること・・・。(WEBサイトはこちら) |
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【WEBデザインの実例】 |
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「効果的なWEBデザインとは、WEB単独で設計するのではなく、
他のツールとの効率のよい連携をイメージして設計されること。」 |
【ハル・カンパニーは、「問題解決つながりマップ」の制作から始めます】 |
会社案内や製品カタログの印刷物をご覧になられたお客様が同じ企業のWEBサイトを訪問された時に、そのデザインイメージの大きな違いに違和感を抱かれることがあります。サイト開設をされた当時にはとても斬新な内容とデザインであったはずなのに、その後に制作された会社案内や製品カタログのデザインと比べて、どうもギャップがあると感じてしまう、と云うものです。もちろん、この逆のケースもありえます。この異なるギャップの原因は、印刷メディアとWEBサイト設計の発注が同一のご担当者によって行われなかったケースにもありますが、それよりもこのふたつのツールが同一のデザインチームによって制作されなかった場合に顕著にあらわれます。それ故にデザインイメージの統一で最も大切なことは、「組織体としてのアイデンティティー」が継承性を持っているか否かにも掛かっています。アイデンティティー(Identity)は、同一であること、同一性、同一人と訳されていることが多いですが、その○○の固有な物、特有なもの、そのものらしさと置き換えることができます。よく Corporate Identity( 略称:CI)が叫ばれていますが、ロゴタイプやシンボルマーク周辺のデザイン性の統一だけではなく、企業メッセージの伴うツール全体にこのアイデンティティーの配慮がなされるべきだと考えます。
ハル・カンパニーは企業や機関様の抱えておられる要望や問題点を、つぶさにお聞きしながら、問題解決型の制作物(ツール)のご提案をさせていただいております。始めに会社案内ありき、カタログありき、WEBデザインありきというメディア発想ではなく、大切なのは「効果と着地目的」を満たすためにはどのような表現が必要であり、そのためにベストなメディア(媒体)は何か、という川下からの発想によるツール選択をお薦めしています。大きな組織体様の場合には、社内、社外、院内、院外などの「問題解決つながりマップ」の作成から入らせていただく場合があります。まず問題点の全体像の把握をクライアント様の前で、マップによって見える化することでご検討いただきます。次に改善点のプライオリティ付けを進め、さらにツール一つひとつの選択へと進みます。「経営者様の志し」をじっくりと理解し確認させていただくことによって、例えば一枚のお名刺から会社案内へさらに新聞広告からWEBサイトデザインへと、一貫したアイデンティティー・デザインに置き換えながら、社会に向けてインパクトあるメッセージをご提供していく。このような流れがハル・カンパニーの制作活動の基本形となっております。ハル・カンパニーは、クライアント様との長いおつきあいが特長です。「経営をバックアップするデザイン」が弊社のモットーでもあります。じっくりとしたお付き合いがいただけるクライアント様のお声掛けをお待ち申し上げます。
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