:シンボル・ロゴマーク: |
01.NPO法人のシンボルマーク <NPO法人キャンサーリボンズ> |
【企画の背景】 |
NPO法人キャンサーリボンズが2008年6月23日、発足しました。日本人男性の2人に1人、女性の3人に1人が一生涯にがんにかかる今、がんは全ての人にとって他人事ではありません。誰もが支える側にも、支えられる側にもなります。「キャンサーリボンズ」は、がん患者さんの自分らしく少しでも心地よい生活に役立つ情報やケアを中心に、お互いに思いあい、支えあえる環境づくりを目指しています。患者さんやご家族、ご友人、医療者、食事・運動・美容など生活の場面を支える専門家たちがつながり、支えあうキャンサーリボンズの活動の象徴として、「あなたが大切」という意味の花言葉を持つアイリスをリボンで表現しました。シンボルカラーのパープルは、すでにアメリカでがん患者支援活動の色として使われています。
企画統括:(株)朝日エル
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【シンボル・ロゴマークの実例】 |
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「ひとつのシンボルマークは万を語る大切なもの。」 |
【ハル・カンパニーの作り上げるシンボルマークは、愛情表現そのものです】 |
企業・事業体から商品・サービス活動に至るまで、多くのエネルギー(人の思い)をひとつのカタチに象徴化させる「シンボルマーク」の制作には、デザイン的な要素は元よりプロジェクト本来の着地点の見極めが重要になります。志し・目標・フォルムの相愛性が一つになった時「共感のシンボルマーク」は生まれます。 またプロジェクトの過去の遺産を現在につなげ、どのように未来へ向けて継承させて行くのか。あるいは想定マーケットに対するシンボル表現として、どのような理念を持った顔作りがベストなのか。アイデンティティーをどう象徴化させるのかなど、ひとつのシンボルが誕生するまでには、膨大な資料検索とイメージの集散課程が必要になります。多くの人々に愛されることを前提として制作されるシンボル・ロゴマークは、商品企画の設計と多く共通したところがあります。ニーズの探索・検討とシーズの発掘の同時解析から始まりコンセプトの創成、設計、試作、評価に至る全行程はシンボル・ロゴマークの制作とほぼ同じと言えます。シンボルマークの最終検証ではモック工程(試作模型)に似て立体や半立体での試作品が作られます。サインポールやモニュメントの制作などを想定して入念に仕上げられます。 |