:シンボル・ロゴマーク: |
06.在宅介護のシンボルマーク <在宅支援ネットワーク整備研究会> |
【企画のポイント】 |
『極地のペンギンがひなの集団保育をし、両親が海に採食に出かけている間、群れの他のペンギンが世話をするという行動はよく知られています。』私たちは、こうした利他行動の中に介護精神の神髄を見ることができました。それはけっして他者のためにという精神文化ではありません。私たちが提唱する介護とは、日常生活をより快適にするための支援(サービス)活動において、その提供者が、身内や他人、医師や看護師、ヘルパーやケアマネージャーなどといった立場に関わらず、「自分とは、集団そのものである」という自己−他者の垣根を越えたところに志を置きながら、様々な活動に従事していくものだと考えております。
(Value of the group is my value.=自分とは、集団そのものである)在宅支援ネットワーク整備研究会の名刺裏面に掲げられたコンセプトより。
私たちはこの「自分とは、集団そのものである」と言うキャッチフレーズを得ることで、このシンボルマークの制作に至りました。 |
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【シンボル・ロゴマークの実例】 |
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「ひとつのシンボルマークは万を語る大切なもの。」 |
【ハル・カンパニーの作り上げるシンボルマークは、愛情表現そのものです】 |
企業・事業体から商品・サービス活動に至るまで、多くのエネルギー(人の思い)をひとつのカタチに象徴化させる「シンボルマーク」の制作には、デザイン的な要素は元よりプロジェクト本来の着地点の見極めが重要になります。志し・目標・フォルムの相愛性が一つになった時「共感のシンボルマーク」は生まれます。 またプロジェクトの過去の遺産を現在につなげ、どのように未来へ向けて継承させて行くのか。あるいは想定マーケットに対するシンボル表現として、どのような理念を持った顔作りがベストなのか。アイデンティティーをどう象徴化させるのかなど、ひとつのシンボルが誕生するまでには、膨大な資料検索とイメージの集散課程が必要になります。多くの人々に愛されることを前提として制作されるシンボル・ロゴマークは、商品企画の設計と多く共通したところがあります。ニーズの探索・検討とシーズの発掘の同時解析から始まりコンセプトの創成、設計、試作、評価に至る全行程はシンボル・ロゴマークの制作とほぼ同じと言えます。シンボルマークの最終検証ではモック工程(試作模型)に似て立体や半立体での試作品が作られます。サインポールやモニュメントの制作などを想定して入念に仕上げられます。 |