ここで言うメディア戦略とは、広告代理店で論じるメディア戦略とは大きく異なります。たとえば駅前でアルバイトの方がチラシを配る行為を、広告代理店では通常、メディア戦略とは言わないでしょう。でもこのケースは確かにマスメディア戦略ではありませんが、顧客にとっては立派なメディア戦略なのです。特に駅前という公共交通機関にリンクした場所での販売促進行為は重要な「媒体戦略」だと位置づけられます。キャンペーンの立案とは、「ある事」を「あの人たち」に多く知ってもらい、関心を高めてもらうためのものです。つまり「ある事」の重要度と「あの人たち」への伝達度はまったくイコールなのです。言い換えると「あの人たち」に多くの参加をしていただかないと、「ある事」をいくらすばらしいものに仕上げても意味がなくなることになります。キャンペーンを成功させるたまには、顧客の動員のためにもう50%のエネルギーは使いましょう。そのためには、顧客に参加を促す策の延長線上に浮上するメディア戦略が後悔しないメディア戦略となるのです。メディア計画は先行するのではなく常に後付けで計画を組み立てる方が後々多くのロスを回避させることができるのです。「ある事」の立案と「集客アイデア」については、ぜひお問い合わせください。実務レベルで対応させていただきます。 |