大切なものを喪失した時、人は悲しみにくれ今迄の日常生活を送れなくなる場合があります。人生の伴侶の死、交通事故での子どもの死、自分の身体の一部の喪失、会社の倒産、自己の名誉の喪失などなど。本人の意志に関わらずそれは突然に起こります。そんな深い苦しみの中に置かれている時、砕け散った精神の支援あるいは治療を受けることができたら、どんなに救われることでしょう。このようなことを、精神科医師やカウンセラー、専門家の方々でが担う活動、それがグリーフケア&サポート研究所です。この研究所のシンボル制作のご依頼を受けた時に、イメージしたのがすずらんの花言葉でした。「あの幸福が戻ってきた/Return of happiness」(ケイト・グリーナウェイ「花言葉」より)。こうしてシンボルマークは仕上りました。
企画統括:(株)朝日エル
|