院長先生のやさしいお人柄、地域の患者さんのために尽力されたいと云う基本姿勢、加えて野に咲く花を見るのが大好きな耳鼻咽喉科の女医先生のために、何が相応しいかを考えました。そして「地域の方々のみみ、はな、のどを守ること」この耳鼻咽喉科としてはごくあたりまえと思われる言葉を基本コンセプトにしました。子ども達があそべるコーナー付きの待合室は「野」のイメージで設計、シートがゆるやかな丘陵のように横たわっています。医院の入口を入るとすぐに壁一面に高原のイラストが目に飛び込んできます。パンフレットの表紙には弟の耳もとでやさしくささやきかけるまだ幼い姉の姿をあしらいました。コピーでは「みみ、はな、のど」がいかにデリケートであるかを訴えました。院長先生の強い要望で宣伝広告は一切していないのですが、今では口づてでそれはたくさんのご近所の方が通られています。 (医療関連の作品はこちら) |