比較的大規模なプロジェクトが立ち上がる時には、設計建造物が主役になるケースが多く見受けられます。いわゆる箱ものを作ってから・・などの事例がそれにあたります。肝心なことは、誰の為に、何のためにを論じる時、設計建造物に主眼を置き過ぎないことです。主賓はあくまでもお客様の「笑顔」なのです。お客様がすべての発想の原点ですが、プロジェクト設計におけるお客様の関与も大切な意味を持ちます、上図の「運営母盤の作成」にはお客様の重層的な見解が反映されていることが重要です。図の右円が示す「新しい市場の創成」には、人々の好奇心を刺激する発想力、表現力と市場伝播力、完成効果を予見できる、デッサン力が必要となります。 |