:パッケージデザイン: |
02.家庭用ビアサーバーのパッケージデザイン <ドウシシャ/ビア工房> |
【企画のポイント】 |
スーパーマーケットでの販売を主眼とした当商品のパッケージデザインは、販売される売場環境を前提としたパッケージ企画がまず必須です。商品特性を一目で理解していただくための工夫が幾重にも必要となり、合わせて販売促進効果の高いPOPデザインの手法にも質のたかいアイデアが望まれます。言い換えれば商品設計者の熱意と売場販売員さんのセールスセンスの両方がスーパーマーケットに陳列されるパッケージデザインには要求されることになります。お客さまの目が判断基準であり、説明する以前に感じていただくことが第一条件となります。デザイン、キャッチフレーズ、ネーミングが一体となった総合広告表現、この辺りを基本にビア工房のパッケージデザインは設計されました。 |
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【パッケージデザインの実例】 |
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「作り手の情熱をパッケージに表現すること。販売促進効果を予測しながら・・」 |
【ハル・カンパニーのパッケージデザインは多重階層から生まれます】 |
パッケージデザインの有効性とは何か?パッケージデザインを設計するにあたり、マーケティングの視野からの遠視がまず必要になります。ターゲット設定の絞り込み、売り場環境の把握、リピート心理分析、競合他社商品把握、ニューマーケットの創成プラン、継続商品販売プランなどなど、一見異なったカテゴリーに見えるこれらの要素を縦軸と横軸で結んで行く課程で「アイデア表現コンセプト」が現われ始めます。「表現コンセプト」が登場した瞬間に、デザイン、素材、色、フォルムなどが現実のものとして合体されて行きます。商品を包むと云う概念を剥がしながら、人の心を歓びで包むと云う発想を持って、新しいパッケージデザインは誕生することになります。 |