:キャッチフレーズ: |
02.疾患のケアを呼び掛けるキャッチフレーズ <豊かな骨推進委員会> |
【企画のポイント】 |
様々な疾患にお困りの方々に対して、医療の専門家でない私たちデザイン、プランニング、広告表現の制作者がお役に立てることは何か。それは誤解の生じない正しいコミュニケーションではないかと思っています。難しい医療知識を解りやすく翻訳したり、沢山の言葉で説明しなければ正確に情報が伝わらないケースにおいて、まず、少ない時間で注意だけを喚起したり、専門的過ぎる言葉をやわらかいトーンにおきかえたり、情報の送り手からモノを言うのではなく、情報の受け手の立場になって情報を解りやすく発信することが上述した正しいコミュニケーションにあたるのではないかと考えています。このデリケートな領域にもアイデアは必要で、ご紹介しているキャッチフレーズも制作のスタッフが時間をかけて探し出してきた宝物のようなコピーフレーズだと私たちは思っているのですが、いかがでしょうか?
企画統括:(株)朝日エル
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【キャッチフレーズの実例】 |
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「日本語だから通じる!?その重大な勘違い。」 |
【ハル・カンパニーの作るキャッチフレーズは、感謝と畏怖に満ちています】 |
企業や商品、あるいはプロジェクトの「思い」を代弁するキャッチフレーズの存在は極めて重要ですが、それは情報発信者側の発想で作成されるものではなく、情報受信者側の認識に立って且つ理解されやすい表現が求められます。また受信者(顧客)に対し商品(サービス)の持っているポテンシャルを最大限に伝えることも重要です。キャッチフレーズは、商品のベネフィットや他社製品との優位性を伝えるほかに、商品(サービス)が提供する新しい生活文化の豊かさをも伝えます。商品が提供する新快適性を顧客に伝えることは、発信者との間に「共感し合う新たな関係」が生まれることにもなります。 優れたキャッチフレーズが披露してくれる世界では、人に感動を与える商品企画、企業のシーズを魅力的に伝える会社案内、生活をチャーミングに演出するパッケージデザインなどと同様に、常に新しいマーケットを作り上げる可能性に満ちています。私たちは、いつもその可能性をカタチにするつもりでホワイトキャンバスに向かっていたいと思います。 |